ちょうど12時近くに、お昼を食べようと向かっていた「日の出うどん」に到着。
店の前はすっごい列でした。
これはいったい、どれくらいかかるんだろう…
通り過ぎる人の「1時間は待つね」という言葉におののきながら、
「どうする?待つ?やめる?」と夫と相談。
でもせっかくなら食べてみたいよね、と待つことに。
最初は私が並び、夫は璃久を連れて散歩に。
途中から夫が並び、私は璃久を連れて、行きたいと思っていた永観堂に行くことに。
待ち時間も気になるし、荷物を預けて璃久だけ連れてきたので、お財布もなく、
門から少し入ったところまでしか行けなかった永観堂でしたが、
大型バスでどっと人が押し寄せてきて、さすが、紅葉のためにあるだけのお堂。
多くの人でごった返すのが分かるほど、見事な紅葉が垣間見えました。
時間を気にしつつ、また列に戻ると、まだまだお店の入り口は遠く、
結局、お店に入れたのは1時間30分を過ぎた頃でした。
たぶん、私史上、こんなに何かに並んだことはないと思う…(涙)
列にいる間に注文をします。
頼んだのは名物のカレーうどんと、湯葉の入っている花うどん。
かやくごはんも頂きたくて伺ったら、もう、終わってしまったとのことで。
璃久がいることで、奥の座敷の席をあけてくださり、そこに通され腰を下ろすと、
「小さいお子さんと待っていただいて…店主からです」と出されたのは、
小さいお茶碗に入ったかやくごはん。
終わってしまったって聞いて残念に思っていたかやくごはん。
嬉しい計らいでした。
しばらくしてようやくありつけたカレーうどん。
かなり濃い目のおつゆでした。
食べ慣れているのも、自分で作るのも、結構さらっとしているので、
ずいぶん違う感じでした。
お出汁の味が利いているのはよく分かりました。
一緒に頼んだ花うどんのお出汁を飲んで納得。
璃久も美味しい美味しいと、お出汁をすすっていました。
本音で言うと、カレーうどんの味は、私の好みではなかったので、
「こんなに並んだのに…」という思いは拭えませんでしたが、
お勘定をしている時のおかみさんの「これに懲りずにまた来てください」と言う言葉と、
最初に出していただいた、かやくごはんの心遣いに、
とてもよい気分で店を後にすることができました。
ま、お店を出るときには15時近くになっていたのは衝撃的でしたが…(涙)