以前から気になっていた『
LEGO education CENTER』の夏のトライアルに行ってきました。
ここはLEGOを使った幼児教室、みたいな感じかな。
自由に発想して、形にして、それを発表して、というようなプログラムになっています。
クラスは未収園児、年少、年中、年長、と分かれていて、璃久は年少クラスに。
教室に親は入れないので、ガラス越しに子供の様子を見てきました。
夏のトライアルは2回のレッスン。
春からの通常クラスのレッスンから2種類を選んでくれていて、
1つは「かくれんぼ」、もう1つは「3匹のこぶた」でした。
「かくれんぼ」はまず家を作り、そこにチューブ状のパーツを取り付け、
チューブからボールや動物を落として、何がかくれんぼしてるかな、と
ゲームに発展させていくような内容でした。
家は思い思いに作っていっていましたが、
1クラスの6人のうち、5人が先生のお手本に忠実に作っていくのに反して、
璃久は自分の思うように黙々とピースを積み上げ、
他の子とは全く違う形のものを完成させていました。
先生としては、その次の目的に合った形を想定しているので、
最低限の条件みたいなものは汲みこまなくてはいけないのですが、
璃久の作った自由奔放な作品の外形を生かしたままにサポートをしてくださり、
ちゃんと次のゲームに使える完成品に導いてくれていました。
個性を尊重しながら、見てくださるっていうのは嬉しかったなぁ。
作品ができたら、1人ずつ前に出てかくれんぼのクイズを出します。
こうやって、プレゼンすることにも慣れさせてくれるそうで。
2日目に行った「3匹のこぶた」では、わらの家、木の家、レンガの家をそれぞれ作り、
構造の違いや強度といったところを学ぶ、という内容のもの。
この時も、他の子が次の家に取り掛かっていても、
納得いくまでピースを積み上げる璃久を制止することなく、
好きなようにさせてもらっていました。
的確なサポートをしていただきながら、最終的には目的のところに到達。
完成させるとみんなで親を呼びに来てくれて、
自分の大作を得意気に見せてくれました。
璃久にとってはお教室としての狙いはともかく、
積んでも積んでも尽きることのないLEGOの量が幸せだったんじゃないかな?
LEGO好きにはたまらない時間だったと思います。
家にある分では、こんなに大きな作品は作れないだろうからね。
私にしてもそれができればよかったので、黙々と集中する姿と、
出来上がった時の満足そうな顔を見られただけで十分意味がありました。
毎週のレッスンに通うことは…だけど、
また長い休みのトライアルがあったら、
ぜひ参加してみたいなと思うレッスンでした。