入院のたびにやりきれない思いを抱くことがあります。
それは入院している子供たちが絶えずいるということ。
璃久は幸い、手術から2年半、再発もなく、元気に過ごせているから、
何だかちょっと、病気のことが過去のことのように思えるときもあるけれど、
今の今が進行形の子達がいるといるというのは、本当にやるせないものです。
病気が撲滅するってことはないんだから仕方ないとは思っていても、ね。
今回同じ病室になった2人の男の子たちは、璃久と同じ年少さんでした。
1人の子は、入園式の後病気が分かり、そのまま入院してしまったということでした。
1日しか幼稚園に行けていないなんて。
まだまだ甘えたい年頃なのに、夜は子供たちだけで病院に泊まらなくちゃならないし、
幼稚園に行くことも、外で遊ぶことも、家で美味しいものを食べることもできない。
その子たちとママたちを残して、早々に退院するの、辛かった…
日々普通に暮らせていることの有難さを再認識した日でした。
いつか璃久がこの意味を理解できる日が来たら、
このことについて、よく話をしてみたいなと思っています。