木曜日の午後、急遽福岡へ。
前の日の朝亡くなったお友達にお別れをするためでした。
亡くなったのは璃久と同じ年、4歳の女の子。
同じ病気で一緒入院をしていたお友達でした。
彼女たちは福岡から、私たちは東京から、
同じ治療を受けるために、慣れない土地で生活しながら、
子供の治療を続けていたのでした。
同じように不自由を強いられていたので、
時に助け合いながら、励ましあいながら、
苦難を乗り越えてきた戦友でした。
同じ病気だったとはいえ、
璃久より難しい場所に腫瘍があり、
腫瘍も難治性のものだったので、
4歳の生涯のうち、3年は病院生活だったと思います。
家族が一丸となって闘ってきたのに、
本当に悔しい思いでいっぱいでした。
出棺の時にたくさんの風船を飛ばし、
拍手で送り出しました。
その子の分も生きなくちゃと、
涙が止まらない璃久と誓いました。
最後まで精一杯闘った小さな命が、
風船と一緒に空まで届きますように。
そして璃久を見守ってね。