東京に帰る前、美術館や博物館のスケジュールをまとめているサイトでひたすらめぼしいものがないかを探すのが夏休み前の日課になっています。
今回もいくつか気になるものがありましたが、これは外せないかな、というのが科学未来館で開催されていた『ディズニーアート展』。
科学未来館でディズニーっていうのもちょっと意外だったけれど、常設展も楽しいところだし、ここも夏休み前の平日に行っておきたいな、と出かけてきました。
展示の最初の方は、私にはさらに馴染みの深い、昔のディズニー映画で構成されていました。
昔はリバイバル上映じゃないけれど、古いディズニー映画を映画館で上映する機会があると、母がその度よく観に連れて行ってくれました。
私には馴染みの深いものばかりだけれど、璃久にとっては観ていないものもあるから結構駆け足で進んで行ってしまい…(涙)
展示が進むに連れ、璃久が何度も繰り返し観た映画も出てきました。
『アラジン』なんかは冒頭のセリフを全て暗記するほど観ていたしね。
璃久の小さい頃を思い出して懐かしかったです。
『ファンタジア』の噴火のシーンでは溶岩が流れる様子をアニメーションにするために、泥を流したり、跳ねさせて、その様子をスケッチするところから製作が始まっていることや、『バンビ』を描くために、スタジオに生きた子鹿を連れてきて、スケッチしていたなんていうことも知りびっくり。
今はコンピュータを使い技術的には進歩しているものの、やはりこう行ったアナログ作業がベースにあることは変わらないようです。
ディズニー映画のクオリティーの高さの理由が少しわかったような気がしました。
去年学校で、ビジネスについて学んでいた時、働きたい会社に履歴書を書いてみましょうという宿題で、その送り先を『Walt Disney Company』と書いていた璃久ですが…
夢が叶うといいね。