5月5日、璃久の初節句のお祝いとお食い初めをしました。
生後100日に、子供が一生、食べ物に困らないように願い、
赤ちゃんに食べ物を食べさせる儀式、「お食い初め」。
本当の100日は5月15日になるのだけれど、
両方の両親を自宅に招待することにしたので、この日に兼ねてしまいました。
お食い初めのお膳は一汁三菜。
お赤飯と、お吸い物、煮物、焼き物、香の物を用意しました。
それに加えて、丈夫な歯が生えるようにと「歯固めの石」を添えることもあるそうで、
前の日にお宮参りをした大鳥神社の境内から小石をいくつか頂いてきて、
それもお膳に乗せてあげることにしました。
ちょうど金沢にいる両親から届いた筍もせっせと煮て、それもお膳に。
お食い初めセットの食器は用意しなかったので、
豆皿に少しずつ盛って、お盆の上に並べたらこんな感じになりました。
義母さんから一つずつ口に運んでもらい、
璃久はきょとんとしていましたが、
母乳以外の食べ物が口に触れる瞬間というのは、
何とも言えないものがありました。
璃久が本当に「ゴクリ」と飲み込む初めての食べ物って何になるんだろう。
離乳食は夏頃だから…なんて思いを巡らせてしまいました。
兜を飾り、それを眺めながらお祝いの食事をしました。
毎年恒例、「たねや」さんの柏餅もちゃんと頂きました。
夜には花菖蒲と一緒に飾った葉菖蒲をお風呂に入れて菖蒲湯に。
璃久の健やかな成長を祈りつつ、初節句の1日は過ぎていきました。