毎週の大阪通い、これまでは夫か母が同行してくれていたのですが、
夫も母もどうしても都合がつかなかったこの日、
璃久と2人で大阪行きを決行(何ておおげさな…)することにしました。
先週のような大幅な欠航なんかがなければ、何とかなるだろうと、
「今日はママと2人だからねー、よろしくねー」と
無理やり理解を求めて飛び立ちました。
行きの隣の席の男性は、とても感じがよく、
「かわいいですねー。」なんて声を掛けてくださいました
「うるさくしてしまったらごめんなさい。」と、
最初に一言お伝えしましたが、璃久はずっと起きていたにも関わらず、
終始静かに座っていてくれました。ホッ。
病院での用事を済ませ、いざ帰りの電車に乗るとき、
「無事に終わったよー。」と報告の電話をしようとしたら、
携帯がない…。
私、とにかく、昔から失くし物、忘れ物が多いのですが、
この日も前回、ダッシュで飛行機に乗り込んだ際に落とした
璃久の上着を空港警察に取りにいくことにしていたくらいなのに、
また忘れ物…
もう、いいかげんに…
駅の公衆電話から病院に電話をすると、携帯は届けられているとのことで、
またもやダッシュで病院に戻り、携帯をピックアップ。
急いで空港行きのモノレールに乗り込みました。
璃久には「ごめん、走るね!」とか、「あったよ、取りに行かなくちゃ」と、
声を掛けていたのですが、きっとあまりのバタバタぶりに唖然とした様子。
でも状況は分かっていたようで、「ママー。電話あってよかったね。」と一言。
モノレールから降りるときには、「あ、荷物、荷物!」と、
降りた車両のドアのところに戻り、座っていた席を確認しにいってくれました。
「あの、ママ、ちゃんとバッグ持ってるよ」と肩に掛けたバッグを見せたら、
「あ、こんなとこにあった。」と、安心した様子でエレベータに向かっていきました。
自分がしっかりしなくちゃって思ったのでしょうか。
私の荷物のことまで気に掛けてくれて…(苦笑)
いつもなら、モノレールの中で疲れて昼寝をしてしまうのに、
この日は飛行機に乗るまで、ちゃんと起きててくれました。
座席に座るなり眠ってしまい、羽田に着いてもしばらく眠っていました。
ぐずることもなく、私が困ることは何もありませんでした。
それどころか、忘れ物の心配までしてくれて、しっかりしていた璃久に感服。
この日を越えて、またしっかりしたように見えます。
ママが頼りないと、子供はしっかりするものですねぇ。
頼もしいもんだ!