住んでいるコンドミニアムでソンクランのセレモニーがあり、出席してみました。
まずはお囃子と一緒に建物の周りをパレード。
裏に行ったら、立派なお供え物がありました。
みんなタイコスチュームに身を包み、華やかな雰囲気。
私たちもレイを掛けてもらいました。
そしてそのあと、祭壇のある部屋で、お坊さんのあげるお経を聞きました。
お坊さんの数は9人。
タイではこの『9』という数が縁起がいいそうです。
だからこういう儀式や結婚式が始まる時間も、縁起を担いで9時からだったりするんです。
タイのお経を、ちゃんと聞いたのは初めてでした。
タイマッサージを習いに行った時に、毎回お供えのお経を先生とは一緒に唱えていましたが、お坊さんがあげるお経はやっぱりいいものでした。
声のトーンとか、調子とか、日本で聞くそれとはまた違って。
お経の後には『タンブン』というお供え物をお渡しし、セレモニーは終わりました。
璃久もちょっと緊張しながら、初めてのタイ式儀式を体験し、お坊さんの姿に惚れ惚れしていました。
大きな水鉄砲で水かけをする近年大盛り上がりのお祭り騒ぎより、こういう伝統的な儀式の方が趣があるものだなぁとしみじみ感じ入りました。