9月23日から公開が始まった「フラガール」。
ちょっと片付けなくてはならないことがあって、
映画館に行くことができず、1週間ほど
お預けにされていましたが、
やっとそれも終わり、映画も解禁!
公開初日に父と二人で映画館に行った
母には先を越されてしまいましたが、
昨日は水曜日、映画の日。
とうとう見に行くことができました。
舞台が閉鎖寸前の炭鉱、というのは以前見た「リトルダンサー」や
「ブラス」に共通するところがあるようにも感じました。
大幅な人員削減で大黒柱が職を失うという各家庭の死活問題と、
閉山後、何とかして町の経済を立てていかなくてはならないというこの大きな課題に、
人々が自分の尺度で直面し、手探りで進み始めます。
そんな中でフラガールたちが家族を支えるために、厳しいプロのダンサーの道を
選ぶという決断に胸を打たれました。
ドラマの部分もさることながら、私にはやはりダンスのシーンがよかった!
フラの中でも松明の中で奏でられる激しい曲に合わせて、
力強く踊るシーンは、音楽とダンサーたちのステップが、
「これでもか、これでもか」、と胸に響き、呼吸が荒くなってしまうほど
感動してしまいました。
クラッシックバレエを習い始めて7年。
レッスンの厳しさ、挫折感。
与えられた新しいトゥーシューズ。
舞台の緊張、拍手喝采。
辛かったことも忘れてしまうような感動。
私は趣味でやっているのでお気楽なものだけど、
でも僭越ながら共感。
勝手に自分を投影して、もう、ポロポロ、ポロポロ。
ハンカチはかなりぐっしょりでした。
やっぱり実話って力があると思いました。
今まで「常磐ハワイアンセンターなんて…」って
思ってたところがあったけれど、こんなドラマがあっただんなんて。
東京からフラダンスを教えにきた松雪泰子扮する先生は、
御年70歳の今もここでフラダンスの指導にあたっているとか。
音楽もよかったです。
Jake Shimabukuro。
テーマを聞いただけで、思い出し涙がでそう…
フラガールたちの踊りきった時の笑顔見たさに、
もう一度足を運んでしまいそうです。